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 バチ抜けとはゴカイやイソメなどの環虫類が産卵のために一斉に遊泳する現象のことで、シーバスの乗っ込みと重なり一番フライで狙いやすい時期です。バチ抜けは早い時期(11月頃)にイトメと呼ばれる種類のものが発生し、魚が回遊していれば長い期間にかけてバチ抜けの釣りを楽しむことが出来ます。けれど手堅く数を狙うのであれば、4月中旬〜5月中旬にかけての時期。この時期は潮によって発生量が異なりますが、比較的安定して毎日のように様々な種類のバチ抜けが発生します。

 バチと言っても実に様々な種類のものが存在し、その詳しい生態などは科学的にも不明確な点が多いそうです。この時に遊泳するバチにはそのままの姿ではなく、体の一部を切り離し生殖個体として遊泳する種類もいるそうです。さてバチ抜けの釣りでは引き波さえ立てれば釣れるという甘い物ではありません。ジャムシのように水面下をゆっくりと泳ぐ30cm近いものや、イソゴカイの生殖個体のように3cm前後で魚のように素早く泳ぐものもいます。現在のバチ抜けで主流なのは引き波を立てるミズゴカイなどが対象ですが、同じ大きさでも引き波を立てないスゴカイイソメやイトメなどを意識するとより釣果は伸びてきます。水生昆虫のハッチのように、種類を意識することが大事でしょう。
 
■ジャムシ(全長280mm)
 1月中旬頃の早い時期から見かけることが出来る大型のバチ。ジャムシの他にもコガネムシと呼ばれるウチワゴカイなども大型バチの代表格。フライで表現するには難しいが、シーバスにとっては格好の餌になっているようです。
 
■ミズゴカイ(全長70mm)
 バチ抜けの釣りで最も注目されるのが、ミズゴカイをはじめとする中型のバチ。サシバゴカイやスゴカイイソメ、フツウゴカイなど様々な中型種が存在。引き波を立てて泳ぐ種類もいれば、水面下をゆっくりと泳ぐものなど遊泳スタイルも様々。
 
■イソゴカイの生殖個体(全長30mm)
 水面をまるで小魚のように素早く泳ぐ小型のバチは、イソゴカイやシボリイソメの生殖個体である可能性が高い。水面から30cm以内を泳ぎ回り、夕方から早朝にかけて発生するケースが多いようです。控えめなライズがある場合は要注意。