海のフライフィッシング
 海フライのタックル・装備
 潮の干満について

 シーバスのフライフィッシング
  - シーバスのタックル
  - シーバスのフライ
  - シーバスのポイント
  - 基本的なタクティクス
  - バチ抜けの釣り
  - バチ抜けのタクティクス
  - ボートでのナイトゲーム
  - ボートでのデーゲーム
  - トップにこだわる
 メバルのフライフィッシング
 クロダイのフライフィッシング
 シイラのフライフィッシング

 海のフライパターン
 海フライな話題



 シーバスが潜んでいる場所は基本的にシーバスが身を潜めることが出来る障害物があるようなポイントです。シーバスのポイントとして代表的なのが橋脚やバース、パイプ堤防などです。足元がえぐれた岸壁などもシーバスが身を潜めて餌を襲いやすい場所です。夜間であれば外灯のあたる場所も狙い目です。それと目に見えない海中の変化も見逃せない要素です。カケアガリや沈船といった沈んだストラクチャーや、干潮時に露出するゴロタ場などもシーバスが回遊したり捕食活動をします。

 しかしどんなにいいポイントでも魚がいなければ話になりません。餌となるベイトフィッシュがいなければ、シーバスは餌を探して移動してしまいます。ポイント選択でもっとも重要なのは、ベイトフィッシュの有無といえるでしょう。毎晩のようにシーバスが回遊してくるポイントではひたすら粘るのも手ですが、博打性が高く根気良く続けないと釣れません。効率よく探るのであればシーバスの群れの動きを読みながら、ポイントを釣り歩く【ラン&ガン】がいいでしょう。それとイワシやボラの稚魚の群れを見つけることで、シーバスがいる可能性も高まります。ネットなどで釣果情報を集め釣れている場所を重点的に釣り歩くのもひとつの方法です。

 
■照明周り
 外灯が水面を照らしている場所は一級ポイント。明かりに集まったプランクトンを狙ってベイトが集まり、それを狙ってシーバスも。明るい場所の周囲影になった部分がポイントになります。
 
■バースや杭、橋脚周り
 杭や橋脚周りもシーバスが身を潜めやすい場所。バースのように何本ものパイプが入り組んだ場所はベイトも集まりやすい上、シーバスが身を潜めるにも好都合な一級ポイントです。
 
■防波堤
 防波堤にも様々なタイプがあります。中でも堤防の下が何本ものパイプによって支えられたパイプ堤はバース同様に狙い目。通常の堤防でも先端部の潮通しのよい場所は狙い目です。
 
■岸壁などの壁際
 陸っぱりなら足元にあたる岸壁の壁際もシーバスが居着きやすい場所です。足元が水中でエグれていれば、よりシーバスが潜みやすく、運がよければ入れ食いになることもよくあります。
 
■鳥山、ナブラ
 東京近郊ではあまり遭遇しませんが、鳥山が立っていればチャンス到来!シーバスだけでなくイナダやサバなど、様々なターゲットが入り混じることがあります。鳥がいないナブラも同様に狙い目。
 
■排水口
 排水口もベイトフィッシュが集まりやすい場所のひとつ。冬場であれば周辺よりも水温の高い、温排水口にシーバスが集まるケースがあります。排水の流れの筋やボラの群れの下が狙い目です。