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シーバス同様に手軽に狙えるターゲットのひとつでもあるメバル。潮通しのよい堤防や岸壁、港、磯場などでよく見られます。非常に好奇心旺盛でフライへの反応もよく、とても釣りやすい魚といえるでしょう。最も釣りやすいのは11月頃から4月頃にかけてですが、釣り場を選べば年間を通して狙うことが出来ます。特に12月は型も数も揃うポイントが増える傾向があります。釣れるサイズのメバルは20cm前後が主体ですが、ボートから沖目のポイントを狙えば30cm(尺メバル)も夢ではありません。
メバルもシーバス同様に肉食の魚で、主に海産スカッドやワレカラ、エビなどの小型の甲殻類を好んで捕食します。またシラスサイズのベイトフィッシュやゴカイ類、大型になればカタクチイワシやキビナゴの若魚も捕食します。もちろん釣りをする場所で最も捕食される餌生物を意識することも大事です。基本的に陸っぱりで釣れるメバルは甲殻類を多く捕食し、ボートで沖目のポイントを狙うとイワシなどがストマックから出てきます。
Illust : Masatoshi Murakawa (はじめての海フライタイイング&パターンBook フライの雑誌社より引用)
■カタクチイワシ
25cmクラス以上のメバルがよく捕食しているのがカタクチイワシ。1cm程度のシラスイワシから5cm程度のサイズまでが捕食対象になっているようです。
■ワレカラ
体長5mm〜10mm程度のナナフシのような小型の甲殻類。普段は藻などにしっかりとしがみついている。藻場で釣れるメバルのストマックからよく見つかる。
■海産ヨコエビ類
モバヨコエビまたはイソヨコエビなど、体長5mm〜10mm程度のヨコエビ類。日中は物陰に潜むが夜間になると泳ぎ回ってプランクトンを捕食する。
■イソスジエビ
沿岸部の岸壁や磯場などで普通に見られる透き通ったボディの小型のエビ。誤解されがちだが通常、遊泳時は真っ直ぐと体を伸ばし、ゆっくりと前方へと泳ぐ。
■イサザアミ
イサザアミなどのアミエビ類も、メバルのストマックから良く出てくる。エビと思って釣りをしていると、実はイサザアミがベイトになっていることも多い。
■キビナゴ
京浜ベイエリアではあまり馴染みないが、他地域の釣り仲間からの情報では5cm前後のものが中〜大型メバルによく捕食されているとのこと。
Illust : Masatoshi Murakawa (はじめての海フライタイイング&パターンBook フライの雑誌社より引用)