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 メバルの餌となる甲殻類の多くは、潮通しがよく藻が茂っていたりイガイがびっしりと張り付いている場所に豊富に生息しています。そして何よりもメバルが好む岩場があることが重要です。砂地に造られた人工磯では、手前の岩場で反応が集中します。沖は砂地でメバルの餌が少なく、逆に岩場にはエサが豊富なためでしょう。またヨコエビなどは光に集まるため、外灯が当たる周辺にもメバルは餌を狙って集まってきます。

  メバルは根魚とされていますが、個人的にはどちらかというと回遊性の強い一面もあります。人工磯やゴロタ場でメバルを狙っていると釣れるとパタパタと続くが、しばらくすると反応がなくなってしまう事があります。しばらくするとまた反応が出始めます。要するにゆっくりではあるけれど、一定のエリアを回遊している可能性があります。逆に堤防などでは根魚のように、壁際沿いにメバルは居ついていることが多いです。

 
■漁港
 漁港は一級ポイント。船周りや照明周りなど、メバルが好む場所が点在します。特に三浦半島の漁港のように、近くに磯場がある場所は最高のメバル釣り場です。
 
■藻場
 餌が豊富にある藻場はメバルも多く潜んでいる場所です。日中に海水が澄んでいる場合は陸から確認できますので、夜間釣行の前に確認しておくといいでしょう。
 
■防波堤
 防波堤に付着するイガイなどは小型の甲殻類の宝庫。潮通しの良い場所ではメバルも一年中住み着いています。基本的に堤防の際がポイントになります。
 
■人口磯
 人工的に造成された磯場は、意外とメバルが住み着いています。餌も豊富なため、比較的足元で釣れます。水中の岩や大きめの岩周りを丹念に探ってみてください。
 
■ゴロタ浜
 足場は悪いですがゴロタ石が広がる浜辺もメバルが多く潜んでいます。日中は水深のある沖目にいますが、夜間であれば波打ち際近くまで回遊してきます。
 
■テトラ地帯
 魚のマンションともいえるテトラポッドも餌が豊富な一級ポイント。足場は非常に悪く注意が必要な釣りづらい場所ですが、メバル狙いでは欠かせないポイントです。