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 定番手タックルはファイトに時間が掛かり、他の乗船者に迷惑をかけてしまいます。最低でも#9、カジキ用の#13でさえ大型がヒットしたら別にオーバーパワーという感じはしません。シイラのパワーに負けないリフティングパワーのあるロッドを使います。

 シイラはヒットと同時に走る魚ですから、バッキングラインを十分に巻いておけるリールが望まれます。またリールファイトが前提になりますので、ドラグ性能のしっかりとした精度の高いリールを使います。

 フライラインはキャスティングゲームならSTを、散水しながら狙う叩き釣りではWFを使います。ブレイデッドループはチューブではなく、太めのスレッドを使ってしっかりとラインに固定します。シンクレートはタイプ3があれば十分です。シイラの遊泳層は2〜3m程度なのでキャスティングゲームならタイプ4、できればDI7がほしいところです。ポッパーなどでトップの釣りをするならばフローティングラインを使います。

 雑誌などではIGFAクラスのラインシステムなどが紹介されていますが、記録を狙わなければテーパードリーダーでかまいません。むしろ40〜50ポンド程度のフロロカーボンを1〜1.5mほど直結でも十分です。注意すべき点はラインシステムの全長が、必ずロッドよりも短くなるようにします。太めのリーダーを使うためフライラインとの結び目が大きくなりやすく、取り込み時にトップガイドに引っ掛かった時にシイラが暴れだすとロッドを折ってしまう恐れがあります。